Academics

教育の特色

専門性を活かした専科授業

より深く、より専門的な選科制で個性を伸ばす

英語・理科・音楽・図工の4教科は、専門の教員による「専科制」を導入しています。 また、図書館ではきめ細やかな指導により、専任司書による読書指導を行います。児童一人ひとりの個性を伸ばし、学習効果や学習意欲を高めます。

低学年の専科

低学年の専科

英語・音楽・図工の授業では、五感を通して楽しく学びます。1年生から専科の教員と学級担任が共に指導します。

中学年の専科

中学年の専科

新しく始まる理科の授業では、知識と体験を関連付けて学ぶことで「発見×知識欲求の増長」を目指します。3年生は学級担任が、4年生からは学習の場を理科室に移し、専科の教員が指導にあたります。

高学年の専科

高学年の専科

英語・理科・音楽・図工といった様々な専科の授業の中で、高いレベルでの「達成感」を感じることを目標としています。中学年までの知識・経験をもとに、自ら考え、応用できるように指導します。

英語 ENGLISH

6年間にわたる英語教育

本校では1年生から、外国人教員と日本人教員による授業を展開しています。どの学年でも歌やゲームを取り入れるとともに、異文化を知る活動を取り入れ、多様な文化を尊重する国際人としての教養を身に着けます。
低学年では、体を動かしながら単語やフレーズを習得し、元気いっぱい歌を歌い、楽しく英語に親しみます。ひらがな・カタカナの習得が確実な2年生からは、アルファベットの学習も始まり、書く学習と音を学ぶフォニックスがスタートします。テスト前には、マンツーマンで外国人教員と復習し、着実に力を身に着けます。英語が楽しい、そんなマインドセットを育てるのが本校の英語教育です。

英語

中学年では、フォニックスの学習をさらに深め、単語を読む力を育てます。日本人教員による授業と外国人教員による授業の時間が週1回ずつ行われ、これまで感覚的に身に着けていた文法を日本語の説明により体系的に学んでいきます。通常5年生から扱うテキストを中学年からスタートすることで、時間をかけて様々な文型や単語を学習していきます。また、歌やゲームを使った楽しい学習も引き続き行います。一人1台のiPadを使い、毎日の家庭学習課題として単語・フレーズ練習をジングルカードという形で行い、一人でも学習ができる環境が整っています。
高学年では、中学年の内容をさらに深め、文章を書く力を育てます。これまで学習した文型や単語に加え、助動詞や過去形を使った文法を身に着け、自分で文を考え、書く、確認する、といった学習が多くなります。週に1回専科教員がチェックする英語日記に取り組むことで、自分の行動や思い、考えを上手に表せるようになっていきます。友だちと協力するディベート、学級みんなで演じる英語劇、自らを表現するスピーチコンテストなど英語を使った表現の場が多くなるのも高学年ならではです。テキストを使った学習や歌、ゲームも引き続き取り入れ、高度ながらも小学生の子どもが楽しみながら学習する環境があります。

理科 SCIENCE

実体験から始まる科学

3年生から始まる理科の授業。本校の理科では、実際に自分たちで実験・観察する体験をすることに重点を置き、技能を身に着け、主体的に問題解決しようとする態度を養います。その上で、発達段階に応じた思考する力に磨きをかけられるよう、実験・観察において入念な準備と仕掛けを組み込んでいます。本校の児童は、幼少期から自然や生き物に興味を持っている子が多く、専科教員の趣向を凝らした実験や、自分たちで育てた植物や生き物たちの観察で目の当たりにする事象に、真剣に驚き、熱心に思考する姿が見られます。試行錯誤して実験・観察し、ノートに考えを書き込む姿はまさに夢中そのもの。本校では日本大学理工学部、薬学部、生産工学部との連携授業があり、理科がS=Science(科学)としての学問だけで終わりません。STEAM教育にあるT=Technology(技術)、E=Engineering(工学)、A=Arts(芸術、リベラルアーツ)、M=Mathmatics(数学)とも関連性を持ち、教科横断的な学習が行われているのが本校の理科教育です。

理科

音楽 MUSIC

バランスよく磨く感性

音楽の時間はいつも楽しい歌の挨拶からスタート。「たのしい音楽はじめましょう~♪」千葉日の子どもであればみんな知っている定番のメロディーです。そこから体を作って、発声練習、低学年から高学年までしっかり耳と体に馴染んでいます。教科書をベースにしながら、発達段階に合わせた歌唱・器楽・鑑賞をするとともに、豊かな経験を持つ専科教員が作曲者や演奏家について話をしたり、マンツーマンで鍵盤ハーモニカやリコーダーを教えたりと、楽しく、かつきめ細やかな授業が展開されています。
教科書内容だけでなく、親世代も懐かしく口ずさんでしまう「みんなのうた」から子どもたちの耳なじみの良い最新の曲まで、さくら音楽集会に向けて学年に応じて練習するのも千葉日ならではの音楽教育です。音楽が堅苦しいものではなく、自分たちの楽しみとなっていることが、小学校の笑顔を作っています。

音楽

図工 DRAWING & MANUAL ARTS

個性を伸ばしていきます

「それいいねぇ!」「最高!やってみよう!」図工の授業はそんな子どもたちの背中を押してくれる専科教員の言葉であふれています。絵の具やクレヨン、画用紙、粘土に彫刻刀、そんな図工でベーシックな道具や材料に捉われないのが、本校の図工授業です。SDGsという言葉が出てくるずっと前からリサイクル工作を中心に、缶響造形から、段ボール、ペットボトルなどを素材として用いて、様々な作品を作り上げる授業を展開しています。これでいいかな、だいじょうぶかな、と考える子も専科教員にアドバイスをもらったり、刺激をもらったりする中で、自分の作りたい形を素材の特徴と掛け合わせ、たくさんの素敵な作品を作り上げます。絵画、工作コンクールも数多く入選しています。毎年の私学造形展では、子どもたち一人ひとりの力を結集させた全児童による大人顔負けの迫力ある作品が展示されます。

図工

読書教育 READING GUIDANCE

心を育む読書指導

本校の学校図書館は、「子どもたちが読みたい」と思えるように、季節や学習に合わせた展示、低学年の子どもでも手に取りやすい本棚の高さなど工夫して本を配架しています。そして、子どもたちは休み時間に自由に本を借りられるだけでなく、週に1度国語の授業として図書館で本に親しむ活動を図書館司書と一緒に行っています。1年生から学習する図書館の使い方や分類、読み聞かせ、お話作り、本を利用した工作、中・高学年では本の帯づくりやPOP作り、白熱するビブリオバトルなど、本を楽しむ活動がたくさんあります。さらに、秋の読書週間では、図書委員の子どもと図書館司書がイベントを開催して大いに盛り上がります。高学年は、隣接する千葉日大一中・高図書館の本も借りられます。小学校の本では物足りない子、小学校にはない専門的な学習の本を借りています。付属の特権を活かして、図書館相互で子どもの読書活動や学びを支えることができる取り組みは、本校ならではです。

読書教育

英語劇

5年生英語劇「シンデレラ」
5年生英語劇「わらしべ長者」
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